暮しをもっとシンプルに!ミニマルライフを楽しむアイデア

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欲しいものがすぐ手に入る現代ですが、本当に自分に必要なものは・・・?と考えたとき意外とその答えはシンプルだったりします。物で埋める生活より、むしろ心の充実感があるミニマルな生活こそ快適な暮らしと言えるのかもしれません。今回は、暮らしをもっとシンプルにして、ミニマルライフを楽しむアイデアをご紹介していきます。

最低限の家具を置く

できるだけ家の中に物を置かないことがミニマルライフにとって理想です。断捨離ということを最近よく聞きますが、これもミニマルライフを楽しむためのには実践したいことの一つです。特に家具は本当に必要だと思うものだけを厳選して置きましょう。本を整理して洋服も最低限の物だけで暮らしていけば、今ある書棚やクローゼットも必要なくなります。友達が来ても床に座って楽しめば、ソファーだっていらないかもしれませんね。

食器も最低限に

ミニマルライフに多くの物は必要ありません。キッチンにおいてもそれは同じこと。何種類かのシンプルな白いお皿と器、そしてコップがあれば大抵の食事に対応できます。ただし、お皿がシンプルなだけそこにのる料理にはこだわりましょう。そして、買い置きをして物が増えては本末転倒です。必要なものを必要なだけ毎日購入するよう心がけましょう。毎日の食生活を見直したら健康にもいいし、何よりごみが少なくなります。

物は見えないように収納

整理整頓はしても大切なものはもちろんとっておきたいものです。でも、シンプルに暮らす空間にそれらは時として煩わしく感じられます。洋服や靴はもちろんのことできるだけ住空間に物を出すことは避けましょう。そこでこちらの写真をご紹介します。株式会社CAPDが手掛けた個性的な住宅は、3つの箱で構成された平屋です。そして、両サイドに大きな開口を設けたため、写真の方向から見ると素晴らしい景観が目に飛び込んできます。さらに、使わない物を壁面収納にすべて収めてしまえば、生活感がほとんど感じられないシンプルな空間になります。こんな開放的な空間でミニマルライフを楽しめたら豊かに、そして丁寧に生きていけそうですね。

機能的な空間の使い方

部屋が狭いというのはミニマルライフのデメリットにはなりません。かえってにシンプルにまとめやすいのでコンパクトな暮らしを楽しむことができます。ただし、コンパクトな空間は効率良く使って快適にまとめることが必要です。写真の小さなダイニングスペースはワーキングスペースとしても使えます。また、ベンチは反対側がソファーになっていてさらに空間の間仕切りとしても機能しています。このような家具使いをすればミニマルでもおしゃれな生活が楽しめます。

自然を生活に取り入れる

シンプルに暮らすということはエコライフにもつながってきます。できるだけ電気を使わない生活や、水を大切に思って暮らすこと、そして、たくさん自然の光と風を室内に取り込むことをいつも頭に入れておきましょう。。そして食生活もできるだけ体にいい自然のものをとりたいですね。空腹を満たすのではなく心を満たす食生活を心がければミニマルライフが一段と理想に近づきます。写真のダイニングキッチンは株式会社建築工房零が手掛けたもの。太陽の光がふんだんに差し込む空間は気持ちよくて大きな照明は不要です。こんな家ではシンプルに自然体で暮らしていけそうですね。

趣味にお金をかける

ミニマルライフというのは、節約して窮屈に暮らすことではありません。必要最低限の物と豊かに気持ちよく暮らすことです。そのためにはお金のかけ方にもメリハリをつけることが必要です。楽しいと思うこと、時間を忘れて集中できること、こんなことにはちゃんとお金も時間も投資しましょう!

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