KITZ.CO.LTDが手掛ける店舗デザインの魅力

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
NAUGHTY DOG A-Square, KITZ.CO.LTD KITZ.CO.LTD Commercial spaces Wood Wood effect
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レストランやショップといった商業施設は、既にある建物の内装を新しくすることで、それぞれのアイデンティティーを生み出していくため、インテリアデザインをどのように計画していくかが非常に重要となります。住宅と同じように、来客者が感じる印象はもちろん、そこで働く人の快適性などにも影響するのが店舗のインテリアデザインでもあります。そんな店舗デザインなどを行ってくれるのがインテリアデザイナーです。そこで今回は、東京を中心に活動するインテリアデザイン事務所KITZ.CO.LTDが手掛けた店舗デザインの魅力を紹介していきたいと思います。  

アート性と機能性のバランスがとれた店舗デザイン

最初に紹介するのは、こちらのジーンズを中心とした洋服の販売を手掛けるショップです。カジュアルスタイルのジーンズが中心商品ということで、お店の真ん中にはジーンズをはかせたマネキンが吊るされていたり、円形の台の周囲が丸ごとジーンズで覆われながら飾られていたりと、店内はもちろん、外からもお店の特徴が一目で分かり興味を引くようなアート性を持っている店舗デザインとなっています。同時に、その周囲では豊富な種類のジーンズがきれいに並べ収められている棚も設えられており、多くの商品を陳列できるような機能性も兼ね備えた店内となっています。  

お店のテーマが一目で認識できる

洋服店などの店舗デザインでは、お店の前を歩く人に対して、どんな商品を置いていて、どんな雰囲気のお店であるかを分かってもらうことは大切なことになります。こちらの店舗は、カルフォルニアのビーチサイドをテーマとしたカジュアルな商品が揃っているショップになります。こうしたことから、店内には櫂やサーフボードを思わせるデザインが取り入れられていたり、陳列台もアメリカ西海岸のきれいな海を想起させる淡い色の透明な台が使われています。全体としても明るい色の木材が用いられており、砂浜のような爽やかな明るい雰囲気のお店にデザインされています。  

メンズ・ウィメンズで異なるデザイン

洋服店などではメンズとウィメンズといったように、1つのお店でも複数のカテゴリーがあり、それぞれ異なるテーマを持つ場合もあると思います。こうしたことが上手く表されているのが、こちらの店舗デザインになります。こちらでは、メンズの部分が黒い円柱の柱が建ち並ぶ重厚感のあるシックな雰囲気の空間にデザインされており、それに対してウィメンズの部分は明るい木材の角柱が並ぶ柔らかな雰囲気の店内となっています。こうしたデザインの違いは、メンズとウィメンズの商品がどこにあるかを一目で把握できることからも、来客者に対してやさしい親切なデザインでもあるのです。  

オープンな料理スタジオ

次に紹介するのは、料理からパン・ケーキまで学ぶことができる料理教室のデザインです。こちらは、見ての通り、外から中の様子がのぞけるように、大きく開けたガラス張りのオープンな表となっています。内部も非常にシンプルで、清潔感のあるインテリアです。お店側としては、料理教室の様子を外部の人にアピールできることはもちろんのこと、ここで学ぶ方にとっても「見られている」という良い緊張感の中で集中して料理を学ぶことができる環境ではないでしょうか。  

余裕のある働く環境

こちらは、先程のジーンズを中心とした洋服を販売するショップのオフィスです。そうしたことから、オフィス内にはジーンズがガラスケースに入れられ、おしゃれに飾られていますが、それだけではなく、その中央にはオフィスのシンボルツリーのように1本の木が建つ空間も設けられています。こうした緑のある空間があるだけで、ここで働く人々を癒してくれる余裕のある働く環境となるのです。

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