リビングルームを有効活用するレイアウト6選

林 直樹 林 直樹
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日本の住宅、特に都市住宅はあまり広くないことが多いと思います。そんなときにリビングのレイアウトに苦戦することはないでしょうか?広いスペースがあればどのようにレイアウトしても問題になることはありませんが、狭いリビングルームではある程度ルールに則ってレイアウトしたほうが効率的な空間構成になります。この記事では、ソファーを中心に検討したリビングルームのレイアウトのルールを6つ紹介します。限られた空間の中を効率良くレイアウトすることで、空間にゆとりを持たせ、リラックするできるリビングルームをつくりましょう。

2人掛けのソファー、その前にコーヒーテーブルを置く

最も基本的なレイアウトですが、やはりソファーの前にコーヒーテーブルと呼ばれる低いテーブルをおきましょう。テーブルの下にはラグを引いてもいいかもしれません。ソファーはリラックスできる場所ですので、コーヒーや軽食をとるのに向いた空間ができます。ライトはテーブルの上に設置するようにレイアウトすることをオススメします。写真のようにソファーの背面側には家具が置けないので、お気に入りの絵などを飾ったりしてはいかがでしょうか。まずはこのようなお手本となるレウアウトを試してみてはいかがでしょうか。リビングのスタイルはこちらが参考になるかもしれません。

ソファーをカドに合わせる

より日本的なレイアウトの手法として、ソファーのカドを部屋のカドに合わせる方法があります。この方法だと、ソファー前の空間を広く使うことができ、デッドスペースができにくいので、より狭いリビングルームに向いたレイアウトといえるでしょう。壁に沿わせて配置する場合は、家のサイズを十分に検討してから家具などを購入する必要がありますが、サイズがぴったりな場合、非常に効率の良いインテリアレイアウトとなります。

ソファーを中心に据え、窓際にアームチェアを置く

ソファーを中心に据えたプランでは、そのソファーを中心に様々な家具をある程度にレイアウトすることができます。ソファーの周辺を回遊できるようにレイアウトすることで、壁際に飾り棚などを置くこともできます。写真のようなソファーを中心におきつつ窓際にアームチェアを置くことで、リビングの使い方にバリエーションを持たせることができます。テレビなどを置く場合はソファーの向かい側がいいでしょう。

コの字型のソファー配列

日本では珍しいレイアウトですが、テレビを中心に据えたコの字のレイアウトも一つの方法です。ソファーを広くとり、その中心にテレビなどを据えることで、家族団欒のリラックスのできるリビングルームとなります。暖炉はあまり日本では見かけることはありませんが、同じように周りをソファーなどで取り囲むようなレイアウトをオススメします。テレビを壁に埋め込んでしまうことで、テレビ台などが不要となるため、使える床面積に余裕ができると思います。その余裕のできたスペースを使ったたあなたらしいレイアウトを考えてみてください。

窓に向かってソファーを置く

ソファーの向かいには、テレビなどを置かないといけないと考えがちですが、窓にむかってソファーを置いてみるのもひとつのレイアウトです。ソファーでふと一息つくと、目の前には窓から見える景色が広がり、リラックスの時間をもたらしてくれるはずです。また窓前の空間に余裕ができますので、家事などをする導線も確保できます。窓際の空いたスペースには、写真のように観葉植物などを置いてもいいかもしれません。このレイアウトもソファーを中心としたリビングレイアウトですが、テレビとの関係が異なりますので、また違った印象を得られるはずです。写真はシーズ・アーキスタディオ建築設計室の山王の住居。

アームチェアを並べて設置(ソファーなし)

ソファーを置かず、アームチェアだけのレイアウトも感がてみてはいかがでしょうか。ソファーと違い可動性があるので、フレキシブルなレイアウトが可能です。一人がけのオットマンに座りながらサイドにコーヒーテーブルを置いて読書ができる空間というのも、リラックスできる空間のひとつではないでしょうか。ソファーとは違い2脚の角度を調整できるので、若い夫婦にオススメのレイアウトです。ほかのリビングのレイアウトはこちらから探してみてはいかがでしょうか。

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