平屋の家をおしゃれに見せる6つのポイント!

A.Imamura A.Imamura
御領の家, 末永幸太建築設計 KOTA SUENAGA ARCHITECTS 末永幸太建築設計 KOTA SUENAGA ARCHITECTS Modern Dining Room
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おしゃれな平屋の家を実現するポイントはどこでしょうか?そのシンプルさから近年人気のある住まいは、生活時間がゆったりと流れ、長い時間家族と過ごせる工夫が外観や間取りに施されています。外観、間取り、窓などの工夫についてみていきましょう。今回は、平屋の家をおしゃれに見せる6つのポイントをご紹介していきます。

平屋の家のおしゃれさは、長く愛着を持てるシンプルさから始まる

平屋の家のおしゃれな雰囲気は、そのシンプルさから生まれます。こちらは五藤久佳デザインオフィス有限会社が手がける住まい。GOOD DESIGN2014受賞を受賞したこの木造平屋は、長期優良住宅に認定され長く愛着を持てるシンプルなデザインと質の高さを備えています。木の素材に馴染むクールニューワインで統一された外観は、シックでモダンな印象を外観のシンプルさと一緒に演出します。リビング・ダイニングの大きな窓を開けると庭の木々の香りや心地よい風が室内へと流れ込みます。

おしゃれな平屋の家は、外観カラーと素材に左右される

おしゃれな平屋の家は、外観カラーでイメージ左右されます。こちらは真っ黒な外観が印象的な住まい。外壁には伝統工法で焼かれた本物の焼杉を使用しています。焼の深さが風雨に耐え多様な表情を見せる品と存在感のある外壁です。これまでは古い日本家屋の印象がありましたが、このようなカラー使いならば現代的でシックななイメージに仕上がります。

こちらでは併せて「シンプルでモダン!オシャレな平屋5軒!」を紹介します。

自然に馴染む大きな開口部

西表島の豊かな自然に囲まれた場所に馴染むこの住まいは、両側に配置された大きな開口部が印象的なアクセントになり古くささを感じさせません。プライベートツアーのガイドをしている施主は、ゲストがくつろいで景色を楽しめる場所として大開口部とデッキを使用します。そのシンプルさから住み手のライフスタイルやこだわりが反映されやすいのが平屋の家のメリットです。自分のライフスタイルに合ったデザインを見つけてみましょう。

写真/中村絵

青空を独り占めできる空間

こちらは、色も形もシンプルなボックス型の平屋住まい。コートハウスデザインで、プライベートをしっかりと守りながら、室内は天井までの大きな窓が配置され開放的な空間が広がります。中庭にでると、青い空が切り取られたように真っ白な外観によく映え、白と青の美しいコントラストを中庭で独り占めできる贅沢さがあります。

ユニークな曲線で個性を

平屋の家というと長方形で直線的なイメージがありますが、そんなイメージと相反して、こちらの住まいはしなやかなカーブを描く個性的な外壁をデザインしています。室内から漏れる明かりと外壁の曲線が合わさり柔らかな印象を通りにむかって演出し、まるで家の中へと導くかのような印象です。無機質な印象を与えがちなコンクリート外壁ですが、曲線を設けることで素材の印象を柔らかに変えてくれます。

光と風が通り抜けるシンプルな間取り

平屋の美しさを引き出す魅力は、外観と間取りのシンプルさです。こちらはエアコンが苦手な家族のために風通しを第一にデザインされています。大きな窓を設けるだけではなく空気の温度差を利用した換気手法や夜間は通風がとれる板戸が季節や時間帯を問わず建物に清風を導きます。家族が長い時間過ごす室内は開放的につくられるだけでなく、通風・採光など快適な住環境を計算されることで長く愛される住まいが出来上がります。

撮影:新澤一平

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