6畳間でも居心地よく!一人暮らしの部屋づくり

Aya F. Aya F.
Appartamento "Pensare in rosa", Architetto Barbara De Pascalis e Lorenzo Zanetti - ATELIER ARCHITETTURA - Architetto Barbara De Pascalis e Lorenzo Zanetti - ATELIER ARCHITETTURA - Modern Living Room
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一人暮らしを始められる学生さんや新社会人の方が選ばれる物件は、6畳とか8畳の1Kや1DKが多いのでは?こうした限られた空間に、リビングや寝室の機能を詰め込まなければならないため、居心地のよい部屋づくりのためには、いろんな工夫が必要になってきます。今回は、一人暮らしの6畳、8畳程度の部屋を過ごしやすくおしゃれな空間にするための方法やポイントについて考えていきます。物件選びの段階や、レイアウトの時に気を付けたいことを押さえていきましょう。

一人暮らし6畳間でもおしゃれに

6畳くらいのスペースは、ご実家などでは広く感じるかもしれませんが、一人暮らしのために必要な家具をいろいろと詰め込むと、結構手狭になりがち。すっきりとしつつも居心地よく、使いやすい部屋づくりのためには、どういったことに気を付ければよいのでしょうか。こちらのお部屋では、収納家具が壁の両脇に置かれ、大きくておしゃれなソファまで。家具はたくさんあるようですが、すっきりと見えるのは、床がしっかりと見えるようになっていること、そして家具の高さが低めに抑えられているから。家具をそろえる前ならぜひ気を付けたいポイントです。

すっきり見せるなら、仕切りも使おう

一部屋に寝るところとくつろぐところが同居していると、ひとりの時はまだしも、来客時にはちょっと気になるということも、あるのではないでしょうか。6畳などのコンパクトなスペースならば、なるべく開放的にレイアウトしたいところですが、逆に敢えて仕切りを取り入れてみると、プライベートスペースの目隠しになって、すっきり見せられるということも。賃貸物件では、オープンシェルフを衝立のように利用してみると手軽に取り入れられそうですね。

ガラスを使うと開放感が

家具でのカスタマイズではないのですが、ガラスがうまく取り入れられたお部屋では、明るく開放感のある空間になります。こちらは愛媛県の建築家・Atelier A+Aが手がけた集合住宅です。打ちっぱなしのコンクリートの壁に、ガラスのファサードがとてもモダンでスタイリッシュ。バスルームもシースルーなので、来客用には対策が必要ですが、広々と開けられた窓から光が差し込んで気持ちの良さそうな空間ですね。こんなお部屋には、なるべく物を置かずにミニマルインテリアに心がけたいものです。

目隠しにはブラインドを上手に使う

人によって、自宅で過ごす時間の長さはそれぞれでしょう。仕事が忙しくて家は寝るだけの場所、という方にとっては、必要な家具が必要な場所にあればよいかもしれませんが、友達を招いて食事をしたりおしゃべりしたりするのがお好きな方ならば、やはりプライベートなスぺースは隠しておきたいもの。こちらのお宅では、4人がテーブルを囲めるようなレイアウトがされていますが、その奥には木製のブラインドがかかっています。この奥は寝室スペース。見た目にもウッディテイストのお部屋にぴったりで、開け閉めもシンプル。グッドアイデアです。

クローゼット付きの物件で収納家具を省略

6畳程度の広さを持つ一人暮らしのお部屋では、家具はなるべく必要最低限度にとどめておきたいもの。そのためには、収納家具を置くスペースはなるべく省きたいところです。こちらは、アパートのリノベーション物件。壁の色をブルーと煉瓦調にすることで、おしゃれっぽい空間となっています。キッチン裏のスペースは作り付けのクローゼット&収納棚。必要なものはなるべくここに収まるようにしていくと、残りの広さをうまく活用していくことができますね。

ロフトを使って省スペース

限られたスペースだからこそ、空間は上手に使いたいもの。省スペースのためにぜひ取り入れてほしいのが、ロフトスペースを作ること。賃貸物件では、ロフトベッドを取り入れることが近道となります。こちらのお宅ではロフトが作りつけられており、リビング、ダイニングのスペースからぐっと視線が上がるところにあるため、来客の時にもベッドの存在を気にする必要がありません。意外に使われていない縦の空間、活用していきたいですね。

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