お家の中にも庭が欲しい!参考になる庭デザイン・スタイル別編

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緑に癒されたいけど、お庭がない… ならばお部屋でガーデニングを楽しまれてはいかがでしょうか?屋内で植物を上手に育てるには光の取り入れ方から配置の仕方まで、ちょっとしたテクニックが必要になります。そこで今回は各インテリアスタイルにあった室内-庭のデザインをご紹介したいと思います。

トロピカル

お部屋の空間に庭というよりはまるで小さな温室が、物件のデザインの一部になっているようなこちらのお宅は、台北市在住のインテリアデザイナーである本晴設計が手掛けました。コンクリート打ちっ放しの内壁は冷たい印象を与えがちですが、背が高くボリュームのあるヤシ類やパキラといった観葉植物などは配置するだけで、雰囲気を南国風にがらりと変える存在感があります。冬場は寒さに強く、日陰にも耐え得る品種を選択する必要があります。

ビンテージ

ガラス張りのアプローチやウィンターガーデンは日光が充分に当たるのでプラントが喜ぶ絶好の庭作りスポットです。又、室内の至る所に鉢を配置すると小ぶりで目立たないものであっても、一ヶ所に集めて飾る事により華やかになり、更に日々のお世話も容易になるという利点があります。シェルフ上などにランダムに鉢を並べる場合は、1つは背の高い物をチョイスしメリハリを持たせる事がポイントです。

インダストリアル

木材×アイアン素材で簡単に庭をアレンジ出来るのがこのスタイル。少し通気性のある無垢材などでDIYすればエコ感満載、お手軽にプランター菜園を楽しむ事が出来ます。こちらのSTUDIO MADE BYがデザインしたグリーンな空間、実はレストランなんです。お皿に彩るちょっとしたサラダやピーマンも自家栽培。インドア-庭にはインテリアの一部にもなる鮮やかなハーブも良いですね。最近は逆さに吊るす事が出来るスカイプランターなどもありキッチンなどでは実用的なデコレーションとして活かされています。

アーバンモダン

光がさんさんと降り注ぐアウトドアリビングの一角。こちらもお店ですが、ある程度の広さが確保出来る一般のお宅であれば採用可能なスタイルです。隣接した庭やバルコニーなどの空間を、リビングの延長として室内と一体化する形にデザインすれば、一日を通し時間と共に表情をゆっくりと変化させる〝陽射し〟をしっかりと感じる事が出来ます。シュガーパインやアイビーといったツタ属やつる性を選んで壁に這わせば美しい緑のカーテンが彩を添えます。

ボヘミアン

茎を空へ向かってまっすぐと伸ばしたサンセベリアや多肉植物などを数個寄り沿って並べるだけで、ちょっとしたコーナーに〝エキゾチックなお庭〟が再現出来ます。更にお気に入りの絵画やデザイン性の強いアートオブジェと一緒に並列しアーティスティックなエッセンスを足せば、BOHOスタイル(ボヘミアン+NYのソーホー)にも変身。又鑑賞用としての庭の役割のみではなく、空気清浄効果が高かったり、薬用や電磁波を吸収するもの!?まであり実に多種多様なんです。サボテンの寄せ植えは2~3週間に一度の水やりでもOKなので、育てる自信が無い方でもトライ出来るのも魅力です。

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