浴室を理想のバスルームにリノベーションするには?

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
TB House, Aguirre Arquitetura Aguirre Arquitetura Minimalist style bathroom
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一日の疲れをきれいに洗い流して、体を癒してくれるお風呂。バスルームでゆったりと長い時間を過ごす方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、どのように浴室を自分の思い描くかたちにリノベーションしていくかをご紹介していきます。さらに、より快適で素敵なバスルームにするためのアイデアも合わせてお知らせしていきたいと思います。

プランニング

リノベーションのプランニングをする際に、もちろん自分の理想や使いやすさを考えながら計画に取り入れていきます。リノベーションですから元々あったものだったり周りとの兼ね合いも踏まえつつ、そこに新しいアイデアを吹き込むこともできます。こちらのバスルームは、周囲を囲まれた中庭のような部分にガラス張りで配置され、両側にある植栽に降り注ぐ太陽の光が爽やかにお風呂に降り注いでいます。このように、新たに外の空間をバスルームに取り入れれば、外からの視線を気にせず、きれいな緑と明るい太陽のもとでお湯にゆっくりと浸かれますね。

以前のバスルームのものを取り除く

お風呂に使っていた浴槽やシャワー、床や壁のタイルなど、古いものを取り除いて、新しいものに変えていきますが、まだ使えるあるいはデザインに再利用したいものは、残しておきましょう。また全部取り除いたとき、こちらのシャワールームのようにシンプルにリフォームしてみるのはいかがでしょうか。家にちょっとのスペースが余っていれば、シャワールームには十分です。浴室をシャワールームにして、空いたスペースをキッチンなど他に充てることもできます。

新しい床を敷く

浴室の床には水はけの良さや掃除のしやすさから、多くの人がタイルを選びますが、リノベーションをするに際して木をバスルームの床に取り入れてみてはいかがでしょうか。こちらはアシハラヒロコデザイン事務所が設計した広大な自然に囲まれた別荘のバスルームです。無限のように広がる森と雄大な山を臨みながら安らげるこの浴室には、周囲の森にマッチするように床に木が使われ、お風呂と外の景色がよく溶け込んでいます。まさに自然の中で湯船に浸かっているように気持ちのいい時を過ごせるのではないでしょうか。

壁を新しくする

新しいお風呂の壁には、もちろん古い壁に新しいタイルを貼ってきれいにしていくということもできますが、古い壁を無くしたり、または何もなかったところに新たに壁を作ったりして、浴室を形作ることもできます。こちらのミズタニ デザイン スタジオが手掛けたリノベーションでは、元々学習塾であったマンションの部屋をオフィス兼住居にして、バスルームも新たに設置されています。このように新たにバスルームの壁を作れば、自由に自分の理想に合わせて浴室の大きさを決められますし、家の好きな場所に浴室を配置できますね。

設備を新しくする

この数十年で建築の設備は、大きく発展しました。未だに古い設備を浴室に使っている方は、もちろんそれらを最新のものに取り換えられます。あるいは最新の設備ではなくても、こちらの洗面所のように配管をわざと見せたり、照明や収納などにメタルの素材を使うことでおしゃれなインダストリアルなバスルームになります。シャワーや蛇口などを選ぶ際は、最新型設備だけでなく、自分が思い描くバスルームにあった設備のスタイルを選ぶことも大切になります。

デコレーションで新しい浴室を彩る

新しいバスルームにデコレーションを施すと、より安らぎの空間に仕上げることができます。デコレーションは簡単に置き換えることができるので、季節ごとにシーズンにぴったりの飾りを置いてあげれば、移り変わる季節を楽しみながら一年中こだわりのお風呂で入浴を楽しめるでしょう。

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