素敵なお庭にするためのガーデンファニチュア、どれにしよう?

Nami Sasaki Nami Sasaki
" Classico con esuberanza " , MASSIMO SEMOLA Architettura del Verde MASSIMO SEMOLA Architettura del Verde Patios & Decks
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憧れのお庭や広いテラス付きのお家を手にいれたはいいけど、さてどうやって使おう、とお悩みの方。どのようなガーデンファニチュアを買ったら良いのか、種類もたくさんあってよく分からないですよね。そこで今回は、理想のお庭に少しでも近づけるための、ガーデンファニチュアをご紹介します。お庭の用途や花壇の配置と合わせて、総合的に検討してみてください。

つたを這わせる

まるでエデンの園のような、お花の咲き乱れるこちらのお庭。イタリアの造園家MASSIMO SEMOLA PROGETTAZIONE GIARDINI MILANOによって手がけられました。このお庭に特別な雰囲気をもたらしているのは、なんといってもこのサンシェード。つたが絡まることで、葉の美しいシルエットが木漏れ日と共に降り注ぎます。時が流れれば、つたがシェード全体を覆ってしまうでしょう。それもまた、お庭の成長する様が感じ取れて、オツなのかもしれませんね。

食事ができるようにしてみる

こちらはT設計室一級建築士事務所の手がけた「通り庭の家」。こちらの坪庭には、外からそのまま通り土間を通り、下足でアクセスできるようになっています。半屋外というつくりは、完全な屋外とはまた違ったこじんまりとした良さがありますよね。ウッドテーブルとチェアが置かれ、雨の日でも外でご飯が楽しめます。ダイニングルームにも繋がっているので、お客さんの多いときは窓を開け放して、室内外全てを広々と使うことも可能です。ホームパーティーに大活躍ですね。

子どもたちのために遊具を設置する

こちらはドイツのSchaede & Steffen GmbHから、可愛らしい遊具のご紹介です。さすがメルヘンの国だけあって、夢いっぱいのデザインですね。とんがり屋根にひしゃげた煙突、ドアの上にはランタンが光ります。素朴な素材を生かした、決してまっすぐではない自然な線が、なんとも言えない愛嬌を醸し出しています。おとぎ話に出てきそうなこんな遊具が自分の家のお庭にあれば、子どもたちは公園に行かなくても十分外遊びを楽しむことが出来ますね。

ベンチを花壇と一体化させる

こちらはメキシコの建築家Taller Estilo Arquitecturaが手がけたガーデンテラス。花壇と一体となったベンチがポイントになっています。造作された弧を描く壁面を上手く使っていますよね。クッションを敷いて余ったスペーズは飲み物を置く場所として大活躍。ビビッドピンクのクッションと壁がアクセントとなり、メキシコの強い日差しによく映えています。お庭をガーデンファニチュアと一緒に設計することで、オリジナリティ溢れる空間に仕上がりました。

和風キッチンを備え付ける

こちらは木村博明 株式会社木村グリーンガーデナーが手がけた、お庭のキッチンスペース。外で調理というと、バーベキューなど、洋風なお庭でやるものだという固定観念にとらわれてはいませんか?こちらはなんと、和風のデザインで手がけられ、ピザ釜までついた本格的な屋外キッチンなのです。竹を半分に割き、雨漏りしないよう考えられた屋根もついているので、水場の汚れも心配なし。和風庭園でピザパーティーという、新しい使い方に、きっとゲストも驚きますよ。

思い思いの格好でくつろげるようにする

一般の住宅とは思えない、リゾートのような雰囲気が漂うこちらのバルコニー。手がけたのは、東京を中心に活躍するTERAJIMA ARCHITECTSです。隣家の目線をちょうど遮るほどに計算された塀が、プライバシーを確保し、かつこのバルコニーを特別な空間として、日常の生活風景から切り取ります。また、このバルコニーではチェアの種類が豊富。ソファタイプに、デッキチェア、吊り下げ型のチェア等、気分に応じて異なる体制でくつろげるのも、究極の贅沢ですよね。それら全てアジアンテイストで揃えられ、黒と白のコントラストがよく効いています。

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