小さなお部屋のオシャレなレイアウト実例６０選

6畳程度のお部屋のレイアウトは圧迫感を出さない事がポイントであるのは言うまでもありません。建具や階段の手すりなどを繊細なデザインで統一したり、大物家具であるシェルフの奥行きは浅いタイプの物を選ぶなどして、空間面積の使用を抑えて部屋を広く見せる工夫をしましょう。

正方形のお部屋であれば中心に、縦長であれば収納棚などは両サイドに収めてIライン上に、横長であれば入り口から左右に分かれて家具を配置した中央に… という具合に〝ゆとりスペ－ス〟をどの位置に設けるかがスッキリとしたお部屋のレイアウトを完成させる為の重要項目になります。採光が多く取れる部分にこのスペースを合わせるとお部屋がより広く感じる効果があります。

リビングには寛げる空間を追及したレイアウトを考えますが、その上で最も大切なアイテムと言えばソファですよね。Ｌ字、Ｉ型、コの字型など種類によってお部屋の占領スペースは異なってきます。アームレスや片肘ソファは狭いお部屋の強い味方です。背もたれ部分が低く華奢な脚が特徴的なベンチスタイルも空間を邪魔せずに北欧スタイルに仕上がりますのでおすすめです。

例え小さくとも使い勝手が良ければ機能は充分に果たします。各個人によってお料理中の動きは異なりますので、細々とした器具の収納を行う前に調理の流れを充分にシュミレ－ションし動線の確認をしておきましょう。通路幅においては一人での使用が多い場合はミニマムで90㎝、二人でキッチンに立つ事が多い方は120㎝～160㎝程度に確保したレイアウトにすると良いでしょう。

一般的な2ldkのお宅であれば、DKからリビングの繋がりがスムーズでフラットになるようなレイアウトと、壁紙や床材などに変化をつけたり、デコレーションのテイストを少し変えるなどして意識的に食事をするエリアと寛ぎスペースを区切るレイアウト方法があります。

キッチンダイニングとは、台所(キッチン)内で食事が出来る事を意味します。欧州ではここで簡単に朝食を済まし、来客時にリビングできちんとおもてなしをするのが主流のようです。

日本家屋の2dkの間取りであれば、いわゆる対面式キッチンにテｰブルを設けたスタイルが人気ですよね。大まかには定番の「Ｉ型キッチン」、大きな窓などがなく換気扇を完備したい場合は「ペニンシュラキッチン」、作業エリアを広く使いたい場合は「セパレート型キッチン」、「Ｌ型キッチン」広さに少し余裕のあるお部屋であれば「アイランドキッチン」、といった用途に合わせて５つに分類する事が出来ます。