外との繋がりを感じる家5軒

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中庭のある木の家, 石井智子/美建設計事務所 石井智子/美建設計事務所 Living room
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みなさんが家を建てるとしたら、どんなことに重点を置かれますか?多々あるクライアントから要望の中、最も多い希望の一つが、外との繋がりを感じられること。室内と屋外に連続性を持たせ、生活空間を広げるという目的です。そうすると室内で生活空間が完結することなく、より開放感あふれる家が期待できます。それでは外との繋がりを感じる家をさっそく見ていきましょう!

1. 大きな開口部が開放的を生み出す家

HAN環境・建築設計事務所が手がけたのは、オープンな空間が心地の良い住まい。大きな引き戸の開口部を開けると、縁側から庭へと穏やかにつながります。日射遮蔽や採光、通風、排熱などの自然の恵みを活かすパッシブデザインの仕組みを取り入れたこの住まいは、人にも環境にも優しいもの。こちらの住宅については「外と内側が繋がる広がりのある家」で詳細をご紹介しています。

2. 土間が繋がりを生み出す家

土間リビングの家, FCD FCD Modern Houses

茨城の建築家、FCDが設計を手掛けたのは、「土間リビングの家」。折れ戸による大開口を開くと、土間を通して、内と外が繋がる仕組みです。土間はもともとコミュニケーションの場としての役割を果たしていました。土間を取り入れると、内と外の境界線が曖昧になり、お客様を迎え入れやすいレイアウトとなります。外にも内側にも開けた生活空間は、地域の方との付き合いもスムーズにしてくれることでしょう。こちらの住宅については、繋がりと広がりを持つ家「土間リビングの家」で詳しくご紹介しています。

3. 中庭が自然を身近に感じさせる家

大阪の美建設計事務所が設計を手がけたのは、しっとりと和モダンな佇まいが美しい、「中庭のある木の家」。こちらのリビング・ダイニングが中庭に面しており、吹き抜けのガラス越しに瑞々しいカエデの姿を眺めることができます。開口には折戸が設けられているので前面開放でき、ウッドデッキを伝って中庭へと繋がります。こちらの住宅については繋がりを持つ家「中庭のある木の家」で詳細をご紹介しています。

クレジット: Higashide Photo Studio

4.開口部から美しい景色を望める家

久保田英之建築研究所が設計を手掛けた家は、緑溢れる恵まれた自然環境の中に位置します。その自然を身近に感じるため、内と外を繋げるような家が提案されました。高台に建てられた家は、周囲の目を気にする必要がなく、外に向かって広げられています。大開口からは、清々しい景色が望めます。周囲の環境を活かしたこちらのお住まいは、homify360°:外に広がる自然を身近に感じられる家「Style」で詳しくご紹介しています。

5. 圧倒的な解放感を生み出す家

栗原隆建築設計事務所が手がけたのは、「緑山の家」。その名が示す通り、外には青々とした緑の景色が広がります。クライアントのご要望である、「都市的な生活の中で、自然と共に生き、そして自然と向かい合って生活が出来るような住宅」を実現するために建てられた家は、大開口部に柱がなく、自然と向き合うためのパノラマが用意されています。こちらは住まいの中央に配置されたキッチン・ダイニング。毎日こんな風景を眺めながら、食事ができるなんて、本当に贅沢ですね。住人と自然環境が響き合い、生きる歓びを感じられる家「緑山の家」にてご紹介しています。

クレジット: DAICHI ANO

繋がりを感じさせる家についは、こちらの記事でも紹介しています。

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